棚を塗った日2020

本棚を買い足しました。

3年前に購入したのは無印良品の「組み合わせて使える木製収納・本体・ハイタイプ・奥行21cm・タモ材/ナチュラル 幅80×奥行21×高さ212.5cm」。しかし3年の間に同製品は製造終了したらしく、現行品の「オーク材薄型ラック・ワイド大・奥行22cm 幅80×奥行22×高さ175.5cm」に、オプションパーツ「オーク材薄型ラック・追加セットワイド・奥行22cm 幅80×奥行22×高さ37.5cm」をつけて購入しました。3年前はボーナスで買っていますが、今回は何の臨時収入もありません。家計が裕福になったわけでもないのに(むしろ生活苦になりつつある)勢いに任せて買いました。ヤケクソです。

以前の本棚と大きく違うところは、自分で組み立てる必要があるところです。全てのパーツが完全にバラバラになって届くので、受け取りはスムーズだったのですが、組み立てには2人必要という表記があってどうしようかな〜ってなったのですが手伝ってくれる人が周りにいるわけもないので、気合を入れて一人でやりました。

元々のナチュラルな色合いがあまり好きでなかったので、まず焦げ茶色のオイルステインで汚します。オイルステインは塗りこむ前に表面のラッカーを剥がす必要があるので、ベランダで紙やすりを使って剥がしていきます。3年前は2メートル超えの本棚を無理やりベランダに出そうとして腰がやられてしまったのですが、パーツがバラバラになっている分ベランダでの作業はだいぶ楽でした。175cmの縦板の頭を左手で支え、右手で紙やすりを上下させているとき、ウッドベースの奏者と同じ姿勢になっていることに気がつきました。

ラッカーをすべて剥がしたら棚板を部屋に戻し、2色の油性オイルステインをドボドボぶっかけながら塗装作業。溶剤に含まれるシンナーもしくはトルエンの効果でおかしくなれるので、毎回この作業が一番楽しいです。部屋中がオイル臭くなり、油断すると床に取り返しのつかないことが起こりますが、今回は概ね無事でした。すべての棚板を汚し終えたら、乾燥させるためこの日の作業はこれで終了です。

それからバラバラの棚板を横目に「組み立てないとねえ」と思いながら放置する日が続きました。大掛かりな作業は一度止めてしまうとなかなか再開できないものです。部屋の至る所に棚板を置いているので生活スペースが狭く、掃除機をかけることもできません。しばらくの間、板だらけの部屋で過ごしていましたが突然に嫌になったので重い腰をあげて組み立て作業をすることに。
やっと組み立てに取り掛かったものの、元来の不器用さが災いして組み立てはなかなかうまくいかず…。手順通りにやっているはずなのに追加パーツと本体を結合する箇所でつまずいてしまい、どうやってもうまくいかなかったため最終的に追加パーツを拳でガンガンぶん殴ったら(色々な意味で)どうにかなりました。完成写真は撮り忘れました。

追加した棚は部屋の一番端に設置しました。既存の棚と比べて厚みが1cm増えているので横から見ると気持ち悪いです。可動棚の位置も他の棚と比べて微妙に融通がきかないので、今はCDをメインに入れています。もうちょっといい使い方があるんじゃないかな〜と思うのですが、疲れたのでそのうち直します。