イベント出店、その後

10月19日(土)、「第4回 イチョウ並木の本まつり」にヘンゼル・ワシントン名義で参加しました。

いつものように「青少年教育マガジン わかば」のバックナンバーと、個人収集の古本を販売。金曜・土曜ともに予報が雨だったため不安でしたが、我々が参加した土曜日はほとんど雨も降らず、最後まで無事やりきることができました。

当日はG20(加瀬野さんに教えてもらったんですがよくわからなかった)が開催されていて会場周辺の道路は交通規制が多かった模様。加えて岡大のディスカバリー入試もあったらしく、それらの影響で客足は例年より少ないのでは…と言われていましたがそれでも多くのお客様にお越しいただきました。

総社のイベントでご一緒した「古本たかつか」さんが新刊を大人買いしてくれました。ありがとうございます。夕方ぐらいに再度やってきて、知人の方のために追加で2冊買ってくれたのですが、「『たまご樹液を買ってきて』って言われて」と言いながら買いに来られて、そのセリフだけ聞くと、狂った親に頼まれたおつかいみたいだな…って思いました。

あと「鞆の津ミュージアム」の皆様が我々のブースに来てくれて、わかばや古本を買ってくださいました。岡山のギャラリー「OF」の方も来てくださいました。その他いろいろな方に来ていただいて、イベント販売では過去最多の28冊のわかばが皆様のお手元に渡ることになりました。お越しいただいた皆様&気にかけてくれた皆様本当にありがとうございました。

「どうやって作っているのか」とか「号名はどうやって決めているのか」とか「なんで作者の名前が2つあるのか」など、色々な質問を受けました。製本の技法に関する質問はいくらでも答えられるのですが、ネタについて説明するのは非常に難しかったです。質問に対して真っ当に答えているつもりでも相手には全然伝わらず。終いには苦笑いを浮かべたお客さんに「何言ってんの…?」って言われる始末です。もっと上手に伝えられるようになると良いですね。

イベント直前は精神的にも肉体的にもボロボロになってしまうのですが(わたしだけ?)、終わってしまえば結果はどうあれ何らかの達成感を得ることができますね。健康にはぜんぜん良くないけど…。
次回イベント参加の予定はなく、そもそもあっても誘われないかもしれないのですが、またどこかでわかばを公開できる機会があれば頑張りたいです。おわり

追記
イベントの後にOFへ展示を見に行きました。香川の古本屋YOMSの齋藤さんによる「思い出す機械」という個展が開催されていて、カワウソの絵がかわいかったです(上写真右下)。絵の素材に関する話や取扱されているZINEの話、OFの隣の部屋に関するスリリングな情報を教えてもらうなどしました。