大阪12

大阪でハリウッドザコシショウのライブを観ました。

東京・静岡・大阪の3都市を巡るライブ「ツアー珍棒」。大阪でのライブタイトルは「糞棒ザコシの教祖変態キチボン」でした。ツアー名とライブタイトルから、マトモなことが一切行われない公演であることが明確ですね。実家にいた頃に「あらびき団」の漫談ネタを見て(パーマン漫談がいまも一番好きです)以来ハマっていたのですが、ここ最近の「ドキュメンタル」での活躍を見てからよりハマってしまい、DVDを2本とも買い揃えてしまいました。それを夜中に一人で酒飲みながら交互に見ていれば、もちろん「生ライブが観てえな~」ってなるわけです。そこで同じくドキュメンタルにハマっていたわかば加瀬野さんを誘って行くことにしました。狭い会場なのでチケット取りづらいだろうな~とか思って、気合いを入れてチケット入手に臨んだのですが、気合いを入れすぎた結果、整理番号1番と2番が取れるというとんでもない事態に。これ以上ない良番を握りしめて大阪へと向かい、無事に最終日の夜公演を最前センターで見ることができました。

エレキテル連合からお花が届いていたのですが、造花でした

以前に某ネタが炎上した結果、某ネタに関連する動画がYouTube上から全て消えてしまったこともあり、ネタの詳しい内容は書くことができません。とにかく危険で面白いネタのオンパレードでした。加瀬野さんもザコシショウが発するパワーに圧倒されたそうです。僕らは「タケモトピアノ」「一本満足バー」「裸だったら何が悪い」など偏った共通の笑いポイントがいくつかあるのですが、今回偶然にもそれらがネタになっていて、笑いすぎて二人とも軽い頭痛が発生しました。ちなみに斜め後ろの席にいた知らない人は過呼吸気味になっていました。

謝罪会見を模したネタの中で「狂ったおじさんがハイテンションでドラを叩く」シーンがあるのですが(どういうシチュエーションだ?)、握っていたバチがドラを叩く手からすっぽ抜けて、ものすごいスピードで客席に飛び込むアクシデントがありました。その瞬間、ザコシショウがキャラを捨てて、恐らくバチが直撃したであろう客に対してひたすら謝っていたのが印象的でした。狂気の淵に立った人間が急に正気に戻る瞬間を目撃したというか…。そんな人間らしいところも含めてますます好きになりました。

会場の出口にはライブを終えたばかりのザコシショウがスタンバイしていて、来場者全員と握手していました。自分の順番が来たので「メチャクチャ面白かったです」と伝えるとメチャクチャ疲れた声で返事が返ってきました。握手する手はとてもスベスベで柔らかかったです。

鶴橋で食べた焼肉