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最近の金土日にあったことです。

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5月15日(金)
鞆の津ミュージアムにて「スピリチュアルからこんにちは」を鑑賞。いつも通りただ見て回っただけなのに、観賞後はドッと疲れました。秩父珍石館の展示スペースにある人面石、写真を撮ろうとしたら、急に手が震えてとまらなくなりました。改めてスマホのカメラモードで撮ろうと構えると、顔認証が認識されたりされなかったりしてよけい怖くなりました。館内にエンドレスで流れる青樹亜依さんの音楽、いい具合にリラックスできて良かったです。
都築響一さんのメルマガ「ROADSIDERS’ weekly」の記事で知りましたが、鞆の津ミュージアムは現在「運営システムの再構築を迫られ」ているとのこと。そして館長いわく「恐らくエッジの効いた展覧会は今回が最後になるかもしれません」とのこと…。寂しいコメントです。今後の展示がどういった方向に変わるのかわかりませんが、これからも期待しています。
帰りに福山の「gulamour pain」で明太フランスを買い、夜に食べました。

 

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5月16日(土)
成田家 中店」で沢山飲み食いしました。とり酢が美味しかったです。タコのぶつ切りを頼んだら、ぶつ切りが可愛い顔してました。

 

5月17日(日)
後楽園を散歩。園内にある県立博物館を初めて訪問。理由は忘れましたがこの日は入館無料でした。個人の見解ですが、岡山県内の博物館には特有のフォーマットがあるように感じます(展示物以外のものに於いて)。それによって既視感が生じ、初めて訪れた場所なのに「あれ、来たことがある?」って思ったりするのかなと思いました。革新的なことをやりそうにない「常設展」というものが僕は大好きです。

 

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5月22日(金)
徳島の秘境、祖谷へ。道中、温泉施設や旅館が複数あったので、単身日帰りで行くような場所ではなかったかな…と後悔しました。吊り橋を渡って滝を見て、一昨年閉園したというお山公園を覗いてきました。川は澄み渡り、緑が綺麗でした。お山公園へ至る洞窟入口の白い門はがっちり塞がれており、隙間から向こうの世界を眺める事しかできません。真っ暗な洞窟の先に見える、光り輝く真っ白な世界が、果たしてどういう場所だったのか、この目で確認してみたかったです。奥祖谷は今回行けなかったので、もう一回行きたいです。
帰りに「祖谷美人」という蕎麦屋で食事。平日の外れた時間で客はほとんどおらず、テラス席に案内されました。右方は崖になっており、祖谷の渓谷が一望できる絶景。席に着いてからふと目線を正面に向けると、目の前にある倉庫の軒下にツバメの巣があり、親ツバメとおぼしき存在が出たり入ったりしていて微笑ましかったです。注文した山菜蕎麦とアメゴの塩焼きを食べていると、右方から霧雨のような水がパラパラと…。見ると、テラス席から突き出した板の上に狸の置物が備え付けられており、そいつが放つ小便(水道水だと思いたい)が、強風にあおられて自分の方に飛んで来ていたのでした。コレには参った。

 

5月23日(土)
岡山県立美術館で開催されている「有為自然 ―岡崎和郎、伊勢﨑淳、中西夏之展」へ。キャプションや説明が極端に少ない「自分で考えるタイプの現代美術展」。この日は柴田聡子さんによるライブ+展覧会企画者の方による解説があり、お得でした。奈義町現代美術館でも見た「HISASHI」の意図について解説を受ける事ができたのが収穫です。企画者の方の作品解説と柴田さんの演奏が交互に行われ、演奏を観るのも作品を観るのも個人の自由でした。柴田さんの音楽、ちゃんと聴くのは今回が初めてでしたが大変良かったです。終りに自らCDを販売されていたので、シングルCDを買ったら、こっちが照れてしまうほど目を見つめながらはっきりお礼を頂いて、凄く丁寧な人だなーって思いました。

 

5月24日(日)
布団を干してサボテンの植え替え。土からこそぎだしてから細い根を切り落とし(どれが細くてどれが太いかなんてわからないんだけど)、日光に当ててから元の鉢に戻しました。