「ペーパークラフト」リリースツアー at 広島4.14

OGRE YOU ASSHOLEの「ペーパークラフト」リリースツアーを観に広島へ行きました。

前々日に鉄製の階段で滑り、ケツを強かに打ち付けて以来、痛みが残っていて「行くの無理かも…」と弱気になりましたが、寝起き以外はそんなに痛まない事に気がついて、行く事に。
その日の朝は歯科検診で、かかりつけの先生に「ブラッシング頑張ってますねえ」と褒められながら泡フッ素を塗られました。気分が良くなったのでビールを飲みつつ、倉敷から鈍行列車で2時間半かけて向かいましたところ、ケツが痛くなりました。
広島に着いたらもう西日。閉館時間ギリギリに滑り込んだ広島市現代美術館にて「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより」を鑑賞。駆け足で観たうえにお酒が入っていたので最後の方はあんまり覚えていません。ホックニーの卒業制作は初めて観ました。あと過去に開催された展覧会の図録が、いい感じにくたびれて安くなっていたので、再訪の折に買おうと思いました。

今回の会場「4.14」は地下にあるバー。ハンズの向かい、地上のソレらしき場所に人だかりができていたので、何となく近づいて開場を待ちます。整理番号順に並んだりはしませんでした。開演直前の音楽でFaustの「It’s a Rainy Day Sunshine Girl」が流れてました。
 
 

 
 
ライブ本編は2時間近く。「ロープ」がライブ映えするダンスミュージックみたいになってました。「タニシ」は前回大阪で観たドラム不在のバージョンではなくて、ドラムも揃って4人での演奏。圧巻だったのが表題の「ペーパークラフト」。表題曲ですが、ライブで再現している様子が想像できず、どうやって演奏するのか、ひょっとして演奏しないのか?とかいろいろ思いましたが、唐突に始まったそれは、CDとは真逆の激しいアレンジ。ボーカルの声なんて殆ど聞き取れないまま、あっという間に終了しました。
本編ラストは「他人の夢」、アンコールラストは「誰もいない」で、どちらもメチャメチャに盛り上がるわけでもなく、しっとり終了。広島ライブはほぼ毎年行っていますが、今年も良かったです。