女木島4

Instagramを始めました。
友人に教えて貰った小薮の発言からヒントを得て、そこにアップする写真のテーマを「カメラ女子」にしています。

端的に言えば、カフェのメニューとか空とか、内容の浅い被写体をInstagram内にポンポンUPしています。最初は嫌悪していた本城直季エフェクト&品性下劣色補正も、数を重ねる毎に抵抗がなくなってきました。いつか本当のカメラ女子になれるのではないかと期待していま〜す(^○^)
さて、岡山に住むカメラ女子が、「夏」に行く所といえば瀬戸内の「島」だろうってことで、瀬戸大橋を渡って単身、女木島へ行って参りました。女木島には、閉幕後も鑑賞できる芸術作品が多数残っています。

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大竹伸朗「女根」
休校状態になっている女木小学校の中庭を使ったインスタレーションです。異国の植物とネオンと廃材と蛍光塗料が組合わさって、奇妙なパワーを放ってます。昨年開催された「瀬戸内国際芸術祭2013」では春・夏・秋と季節の変化に応じた作品の変化を見ることができましたが、今回見たのは、いわばその完成系。ときおり、祭り囃子や中東の音楽みたいな謎のサウンドが流れていました。
受付カウンターに座る女性は、一人で回しているため受付の処理が追いついておらず「あとでお支払い下さい」と言われ、それからもずっと忙しそうにお客さんに説明をしていました。観賞後、料金精算をするため受付に近づくと「どうもすみません…、そこ(入口)の木は見ました?正面から見ると女性の下半身になってるんですよ…凄いですよね」と唐突に言われ、思わず笑いました。

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レアンドロ・エルリッヒ「不在の存在」
2014年8月末まで金沢21世紀美術館で開催されている「開館10周年記念 レアンドロ・エルリッヒ ーありきたりの?」をなんとかして観に行きたいと思っていたんですが、どうやら観に行けそうにないので、「Cafe IARA megijima」内にある氏の作品を鑑賞する事にしました。カフェの敷地内に作品が2点展示されてあり、うち1点の作品を見ながら(聞きながら)ドリンクを飲む事が出来ます。ちなみにここ、以前はレストランだったのですが現在はカフェとなっており、メニューもドリンクとデザートのみです。今回注文したのは「季節のドリンク 梅ソーダ」。梅の味がしっかりして、炭酸も効いていて美味しかったです。内部には図書館も併設されています。クリスチャン・ボルタンスキーの画集がありました。

帰りは海水浴客の帰る時間と重なってフェリーが混み、高松港で開催されている花火大会のせいで駅前が混み…。何というか「日本の夏」って感じでした!