京都に行きました。
【4/24】
12時頃に駅に着き、新幹線の自由席切符を購入。今まで繁忙期というタイミングで新幹線へ乗る機会がなかったため、年末年始やGW付近は新幹線が指定席オンリーになるということを初めて知りました。「全車指定席」の表記が並ぶ電光掲示板を見ながら一人慌てていたのですが、辺りを見回しても周りにそんな人はおらず、自分のような世間知らずはいないんだなと思いました。
ただ繁忙期でも自由席のある新幹線も存在するらしく、それがやってくるのを待つことに。到着した新幹線を数本見送った後にやってきた各駅停車の新幹線に乗り込み、ジワジワと京都へ行くことになりました。

14時ぐらいに京都駅に到着。この日は京都精華大学で開催されている三重野龍さんの個展「三重野龍『龘|TOU』展 母校編」を見に行きました。精華大学は名前だけ知っていて具体的な場所を知らなかったので、今回改めて地図で調べて、思ったより北に位置していることに驚きました。
地下鉄と叡山電鉄を乗り継いで精華大学前駅へ到着。ホームでは学生が数名集まって、映画?の撮影をしていました。駅と大学はほぼ直結しており、電車を降りて階段を上がり通路を渡ると、すぐ目の前に大学敷地が。個人的に大学という場所に殆ど縁がないので、こんなにフラッと入っていいものかねと思いながら建物と建物の間?みたいなところに侵入していくと開けた場所に出て、池の向こうに目的地と思われるギャラリーを見つけたのでズンズン進むことに。しかし部外者が入り込んでいるという後ろめたい気持ちもずっとうっすらあったため、堂々と前を見て歩くことはできなかったです。


3Fギャラリーは想像以上に広々とした空間でした。平日の昼間だからかお客さんは殆どおらず、たっぷりと作品を堪能することができました。三重野さんのSNSで「今出せるほぼ全てのものを展示する予定」と書いてあったのですがその通りで、広い壁面にありとあらゆるものがコラージュ的に貼り付けられていました。ポスター、フライヤー、Tシャツなどの作品はもちろん、前段階のラフスケッチやメモまでが貼り重ねられていて、その密度にやられてしまい、途中に置かれたベンチに座ったらしばらく動けなくなってしまいました。

昨年発行された作品集「龘|TOU」との関連展のため、展示も書籍に掲載されていた作品がメインのようです。それらを実際の出力サイズ(どれもデカい)で観られたことに感動。元原稿?の筆致も生々しくてすごかったです。






VOUの関連物をまとめた部屋もありました。今までのロゴ・フライヤー・グッズなど、VOUにまつわるあらゆるもので部屋が埋め尽くされていて圧巻でした。圧巻すぎて写真に撮るのも忘れて没頭したため、写真はありません。
あと関連展示として、精華大学の収蔵作品を作家チョイスで集めた部屋も興味深かったです。めちゃくちゃ面白い絵が全て撮影禁止となっていて、作家名を見るといずれも浅野竹二さんという方の作品で、かなり気になりました。


その後は叡山電鉄と地下鉄を乗り継いで河原町を徘徊。河原町のOPAにはブックオフがあり、高島屋にはまんだらけがあります。OPAも高島屋も普段だったらあまり入らないような施設ですが…。ここでも余所者が紛れ込んでしまったような気持ちでコソコソと本を探したり買ったりしました。
それにしても人が多い。神社仏閣や市街地に観光客がいるのはわかるけど、ブックオフの店内にまで人が溢れかえっているのはどういうことか。次第に頭がドワドワしてきたので一旦ホテルに逃げ込み、しばらく部屋でじっとした後に徘徊2へ。

ホテルの近くにあった商店街を通り抜け、駅前の喧騒を眺めてからまた意味なくウロウロ。もしどこかにライフ(スーパー)があったら何か買って帰ろうと思ったのですがなかなか見つからず、諦めてそばにあったコープ(スーパー)に入店。しかし買い物を終え外に出たらすぐそばにライフ(スーパー)が…。その向いには天一(天下一品)もあったので、もう少し頑張ればよかったなと思いました。


ホテルへ戻ってしばらくダラダラしていると急遽の用事が発生し、明日の予定を夕方で切り上げて帰らないといけないことが判明。慌てて二日目に泊まる予定だった別のホテルをWEB上でキャンセルし(当日15時までキャンセル無料と書いてあってビックリした)引き続き午前2時ぐらいまでダラダラしてから就寝しました。

【4/25】
朝8時ぐらいにホテルの人?がマスターキー?で部屋のドアを開けて中に入ってこようとしてビビりました。ドアチェーンがかかっていたので中に入ってくることはありませんでしたが…。ホテルの人?は「スイマセン!」と言ったきり去っていったので、何故開けようとしたのかはわかりません。
9時半にチェックアウトして一旦京都駅へ。駅構内を適当に歩いていて見つけた、現金決済できるコインロッカーに手荷物をぶち込みました。果たして帰りにこのコインロッカーまで辿り着けるんかいなという心配もありつつ、手元がラクになったので四条烏丸のライフまで歩いて移動。1,000円以上の買い物をすると1,500円で買う権利が得られるララピーのぬいぐるみを手に入れました。これが思ったより大きい。この後の予定を考えると完全に邪魔なのですが(失礼)、これだけ別のロッカーに入れるのも勿体無いなと思って手持ちのカバンに入れて持ち歩くことにしました。


13時過ぎぐらいに西部講堂に到着。4/24〜26まで3日間連続で開催されていた「バクト西部講堂」というライブイベントの2日目を見ました。事前に調べても詳細がよくわからなかった謎の音楽イベントです。どうせよくわからないまま行くなら初見の感じを大事にしたいと思い、各種SNSに大量にアップされているであろうイベント初日(4/24)の様子はシャットアウトして望みました。
それが功を奏したのか、入り口の門をくぐって広場に入った瞬間、見たことない異国の村みたいな場所が出来上がっているのが目に飛び込んできて、とても興奮しました。正面ゲートのすぐ脇ではライブペインティングが行われていて、その横では大鍋で何かが煮込まれている…。講堂の前にはありとあらゆる物がぐちゃぐちゃにコラージュされた野外ステージができていました。場の雰囲気になかなか慣れず挙動不審になっていたら、田島ハルコによるライブがいきなりスタート。前段階では発表されていなかったゲストです。お昼にしては重たいトラックにバチバチのラップが組み合わさっていてカッコよかったです。

バクト京都タイムテーブル発表!!!
— バクト西部講堂 (@bakutokyoto) April 17, 2026
やっと発表できました!でもどの時間来ても最高に楽しいですよ♪♪♪そして、追加アーティストも発表しました!天国注射・ナマスコワンツ・ナオユキ・灰野敬二×東野祥子・ススメンバ!たのしいバクトをみんなで盛り上げよう!!… pic.twitter.com/2FpZSKJbKA
野外ステージやそれを取り囲む屋台村エリアは入場無料ということもあり、ステージの周囲には老若男女問わずあらゆる人がいて、自由な空間でした。自分の隣でニコニコしながら田島さんのライブを見ていたお爺さんが、笑顔でキャップを被り直したのがやけに印象に残っています。
しばらく緊張しながら辺りをキョロキョロしていたら偶然に知り合いの方と出会い、ビールを奢ってもらいました。その節はありがとうございました🙇♂️美味しかったです。

前売りチケットの二次元コードを提示して講堂内へ。西部講堂はROVOのライブDVDで観たことがあるぐらいで、入るのは初めてです。講堂内は外とはまた違う雰囲気で、何より真っ暗なので目が慣れるまでに時間がかかりそうでした。会場前方に通常ステージ、会場のど真ん中にPAブース?があり、後方にドリンクカウンター。そしてPAブースの上部には足場が組まれていて、上で人が動いているのが見えました。初めは2階席があるのかなと思っていたのですが実際はそこが中央ステージで、MOFOが出てくるまで全く気がつきませんでした。前方ステージのパフォーマンス中に中央ステージのセッティングを行うといった感じで交互にライブが行われる、転換なし無駄なしの効率的な進行。それでMOFO~灰野敬二~KK mangaを立て続けに見ました。なお講堂内は演奏中の撮影が禁止だったため、ここから先はしばらく写真がありません。

中央ステージでMOFOのライブがスタート。前述の通り2階を中央ステージと認識していなかったので位置取りが悪く、声がした方を見上げても足場が見えるだけで上の様子は何もわからず。何も見えない分、音に集中できたような気がします。ライブ自体割と久しぶりだったので、身体を動かしたくなる音がずっと鳴り響いている場所に身を委ねるのが楽しかったです。奥の方に目をやるとドリンクカウンター周辺のエリアが圧倒的に見やすそうでした。演者は見えないのに、その辺りにいる人たちが踊り狂っているのはよく見えました。
MOFOが終わるとすぐに前方ステージに灰野敬二が登場。灰野さんのライブは初体験でこちらもとても楽しみにしていました。ステージ上には大量のアンプが並んでいて、その前にギターと譜面台。轟音のギターノイズを鳴らしながら譜面台をめくり、そこに書かれている(であろう)詩を読んでまた轟音。MOFOの時に周りで踊っていた人たちも皆直立不動状態で、灰野さんの出す音と声に集中しています。自分もじっと聞き入ってましたが、片手に持っていた空のプラカップ(はじめに奢ってもらったビールのコップですね)が音の振動でブルブル震えていたのを覚えています。セッティングされていたマイクが接触不良か何かで音が途切れ途切れになり、灰野さんが途切れ途切れに詩を読みながらマイクをぶん殴っていたのがかなり怖かったです。
このあたりから講堂内にかなり人が増えてきた印象。もしかしたら入場規制がかかっていたかもしれません。
MOFOの時の反省を生かして、KK mangaはドリンクカウンターの脇で見ることに。床がなだらかな斜面になっていたので、2階ステージの様子が大変見やすかったです。
KK mangaはライブで観るたびに毎回衝撃を受けているのですが、今回のライブは今まで見た中で一番凄かった気がします。既存曲はもちろん、特にラストの新曲がカッコよかったです。ボーカルのパフォーマンスも凄く、2階ステージで叫んでいたかと思えばいきなりドリンクカウンターにお酒?を取りに来たり。頭から終わりまでどこで何が起こるかわからないのでずっと緊張しながら見ていました。中盤、ボーカルが2階ステージから客席に飛び降りてきた瞬間にモッシュが発生して、一気に場の空気が変わった感覚がありました。2Fステージと繋がったマイクコードの先が客席の中を縦横無尽に動き回っていて、モッシュピットを上からグチャグチャにかき混ぜる細長い生き物みたいに見えました。良い場所にいたこともあってそれらの光景が自分の目の前で起こっており、久しぶりに何だかとんでもないものを観てしまったという気持ちになりました。

講堂の外に出ると既に夕方。立ちっぱなしで疲れたのでちょっと休憩しようと野外ステージ付近で座れる場所がないか探していたら、トタンの貼り付けられた小屋の中でマスクドサチというアーティストが強烈なパフォーマンスをしていて釘付けになってしまい、全く休憩にならなかったです。その後しばらくウロウロしてから退場。OOIOOやvqなどの見たかったアーティストや、よさこいマンなどの気になるアーティストも多くいたので観られなかったのが残念。何より日が暮れる前に退場したので夜の雰囲気は体験できず。夜の野外ステージもさぞ凄いでしょうなと思いながら帰りの新幹線(各駅停車の自由席)でインスタのストーリーを見ていたら、野外ステージ全体がサイケな色でライトアップされたものすごい様子がバンバン流れてきて、途中退場したことを大いに後悔しました。終わり
