東京2

東京の街に出てきました。

昨年の東京旅行でカプセルホテルに懲りたため、今回は普通のホテルを予約することに。それで東京行きの3日前くらいに楽天トラベルを覗いたのですが、とんでもなく宿泊料の高いホテルしか残っておらず焦りました。最終的に板橋のホテルを予約したのですが、目的地を考えるとかなり不便な場所。ギリギリまで宿を決めないのが悪いのでは?と言われたら何も返す言葉がありませんが…

西荻窪

初めて降りた西荻窪駅。駅から歩いて10分ほどのところにあるCafe de Canelaさんで開催されていた、山下さん(gerounko_さん)の展示「そうですか」を観ました。
お店の壁一面に大量の写真が貼られ、店内中央の机の上にはL版で印刷された大量の写真が散りばめられた展示。大判プリントを束ねた本は、暑さのせいか紙がスルメのように丸まっていて見た目がかわいかったです。
展示を見ながら写真に関する話をいくつかさせていただきました。「いつどこで撮影した写真かは大体覚えてます」と言っていたのが衝撃でした。自分は写真フォルダを遡っていてもほとんど何も思い出せないので…。なので「これは○○年に○○でライブを観た帰りに路上で見つけました」とかスッとエピソードが出てくるのがすごいなと思いました。
それにしても撮影量が凄まじい…。卓上に散りばめられた膨大な写真を1枚1枚手に取って順に見ていたのですが、見ても見ても終わりが見えない。全部見たかったのですがお客さんが増えてきて店内が混んできたので途中で席を空けることに(すみません)。人の思い出をこんな一度に摂取したのは初めての経験かもしれません。
店内で販売されていた写真集「写真の本2」を購入しました。

かわい〜

緊張していて展示の写真を撮るのを完全に忘れていたため、カネラの店主さんが描かれた「どんぐりひろば」の絵しかありません。かわいいですね。「どんぐりひろば」は名古屋の各所に存在する公園で、公園入口にこのキャラクターが描かれていたりいなかったりするらしいです。
話の流れで板橋に泊まることを伝えたら「渋いですね」と言われました。

板橋

西荻窪を出て板橋のホテルにチェックインして渋谷へ。改めて思うけど移動経路に無駄がありすぎる。渋谷は昨年セミファイナルジャンキーを観た際に訪れた街ですが、こんなに早く再訪するとは思わなかったです。
ワタリウム美術館で「エキシビジョンメーカー」を観ました。前館長のコレクションと現代作家の作品が入り混じった展示。時代を超えた作品同士の並びが面白く、隣り合った作品の関連性を考えたりするのが楽しかったです。

人気の展示で結構な数のお客様がいて、どのフロアもそこそこ混んでいました。全ての作品を写真に収めている人がいたのが記憶に残ってます。

ラブ

日が沈むと同時にホテルを出て、夜の板橋をフラフラ散歩することに。近くの商店街をぐるっと周ってホテルに戻るつもりが途中で完全に道に迷い、今どこにいるんだと思ってGoogle MAPを開いたら、ホテルと全く反対の方向に向かってまっすぐ歩いていたことに気づいて愕然としました。方向音痴にも程がある。同じ時間をかけて歩かないと戻れないことを考えてとてつもない疲労感に襲われましたが、2度と来ないかもしれない街だから…と思って見る物全てを楽しむようにしました。ひん曲がった状態で立てかけられたビニールプール、二方向を指さす謎の動物イラストなどを写真に撮りながら歩いていたら無事にホテル周辺に到着。山下さんとカネラ店主さんに教えてもらった板橋のライフで巻き寿司を買い、ホテルの部屋に戻って一人モソモソ食べました。

新宿

翌朝、ホテルをチェックアウトして新宿へ。人の多さと暑さで気が狂いそうになりながら徘徊。ディスクユニオンで昔の本や電子クンビアのCDなどを買って帰りました。

その後は熱海へ行きました。熱海の話はわかばたき火号に載っているのでよろしくお願いします。

熱海 ゴミ