台湾1

3泊4日で台湾旅行へ行ってきたので3回に分けて書きます。1日目です。

1日目 / 2日目 / 3〜4日目

【前日まで】
会社から「あなたは有給休暇が大量に残っていて、消化しないと問題になるから長期休暇を取って欲しい」という通達が来て、台湾旅行の話が上がったのがちょうど2ヶ月ぐらい前でした。しかし元来やる気がないため、話が上がったあとも1ヶ月ぐらいは特に何もせず…。同行者から「飛行機のチケット取ったよ」という連絡が来てから持っていないパスポートの申請に焦る始末でした。戸籍抄本の取り寄せや写真撮影、平日に二度も役所まで行かないといけないという面倒臭すぎる作業を経て、産まれて初めてパスポートを手にすることができました。

【1日目】
海外旅行、まったく勝手を知らないのですが特に調べることもせず当日の朝を迎えました。今回乗る飛行機は格安航空、プランも安いやつで、手持ち荷物の重さに制限があるから気をつけて…ということを事前に教えてもらっていたのですが、自分はもともと小さいカバンしか持っていないので余裕でした。検査場は前に並んでいた他人の真似をしながら通り過ぎたのですが、機内で書く入国審査用の書類の書き方がぜんぜんわからず、ネットも繋がらないので頭を抱えてしまいました。

いくつもの苦難を乗り越えてとうとう入国。ゲートの近くにあった換金所で日本円を台湾ドルに変えます。中学英語程度の語学力ですが、何とか係の人に汲み取ってもらえました。その後空港内でポケットWi-Fiをレンタル。常識がないのでギリギリまで「日本から持っていけばいいじゃん」とか思っていましたが、これも直前に知って慌てて申請して事なきを得ました。空港から地下鉄を乗り継いでホテルに到着。フロントは日本語が通じる人でした。

荷物を置いて一息ついたらもう夜になっていたので、何か食おうと外出。出国前に目をつけていた「遅い時間まで開いている牛肉麺のお店」を目指して向かったのですが、どこにあるのかわからず街をさまよい、散々歩いて入ったお店は目的の店とは異なる、地元の人が普段使いにするような地域密着タイプのお店でした。日本人の観光客は僕ら以外殆どいません。勝手もわからず座っていると店員のおばちゃんがやってきました。あたふたしていたら、我々が外国人であることに気づいてくれたのか、店内の壁にかけられたメニューのそばまで走って行って、指差しでどれにするか確認してくれました。優しい…
後ろにあった冷蔵庫からピータン豆腐を取り、牛肉麺と一緒に食べました。どっちも美味い。この後いろいろな場所でいろいろなものを食べますが、最初に訪れたこのお店の牛肉麺&ピータン豆腐が、台湾を一番経験できたな〜って気がしました。

夕食を食べてからホテル近くの「遼寧街夜市」へ。食べた直後なので屋台の香りにはあまりそそられませんでしたが、ネオンや看板の文字が完全に異国のものだったので大興奮。日本の夏祭りみたいな雰囲気が漂っていますが、歩行者天国というわけではなく普通の車道なので、車やバイクがビュンビュン飛ばしていて油断禁物です。UFOキャッチャーのできるゲームセンターがあったので入ってみたところ、店員も客も一人もおらず(なぜか電気はついていた)、景品も1つしかなくて妙でした。

屋台の並ぶ通りを抜けて夜の路地裏を散歩します。湿気と独特の匂いが入り混じった空気に、その場所に住む人たちの生活を感じることができてとても良かったです。同行者に「路地裏がすごく良い、これから移動の時は路地裏だけ歩きませんか」と聞いてみましたが、あっさり断られました。トホホ

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