三木・綾川

土日のことです。
11/3(土)
兵庫県三木市で開催の「三木金物まつり」に行きました。毎年2日間に渡って開催されるデカイおまつりです。広大な屋外スペースには包丁や鍋などの台所用品、多目的ホールの中では鋸・鉋・金槌などの工具が売られていました。売られているものは金物に限らず、日用品やおもちゃや庭木や遺失物、果てには電車のレールまで売られていました。

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ホール前で「全て100円!」という古本市が開かれていたので物色しました。ハードボイルド系の小説やコンビニ漫画本が入り混じる古本市で、これぞ!って感じの本を見つけるのが大変でした。掘り出し物は獅子文六の「可否道」で、あとは児童書と講談社文芸文庫を買いました。

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同行者は木工用の工具が欲しかったらしく、彫刻刀を買っていました。本当は豆鉋も買う予定だったみたいですが、職人さんに用途を説明すると「あまりおすすめできない」と言われたそうです…。豆鉋を買うのは辞め、代わりにレモンの木を買っていました。

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会場内は見渡す限り、帽子をかぶったジジイとババアしかいません。野外ステージではハリウッドザコシショウみたいな帽子をかぶったマキタスポーツみたいな顔のおっさんが聴いたこともないような歌を熱唱していて、上空100メートルをパラグライダーが旋回していました。何が何だかわからないでしょう。僕にもよくわかりません。でもそういうことだったんです。

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11/4(日)
シコクサイキックアーケストラ」へ行きました。綾川町で開催されていた芸術祭の一環で、日本各地のノイズミュージシャンが廃校となった小学校構内の至る所で同時多発的に音を鳴らすライブイベントです。当日の朝にこのイベントの存在を知り、徹夜明けでボロボロの加瀬野さんを誘って行ってみました。

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到着した時にはすでにライブが始まっていて、校舎全体が音を発しています。ライブは11時〜13時に開催されていて、時間中はずっと演奏していたみたいです。階段踊り場でドラムを叩く人や男子便所でギターを鳴らす人がいました。「コンクリートの反響は音を増幅させ暴力を増長させるから、鉄筋コンクリート造の校舎ではイジメが蔓延する」といった意味合いのことを本で読んだのを思い出しました。あと学校の造りが通っていた中学校に似てることもあって、不思議な気分でした。

帰りにやまだうどんでうどんを食べました。途中でリトルリーグの集団が入ってきて、各々好きなうどん+副菜を注文していたのですが、みんな副菜に「芋の天ぷら」やら「こんにゃくのおでん」やらを選んでいて、おっさんみたいなチョイスの小学生どもだなって思いました。