豊島

瀬戸内国際芸術祭2016、この日は豊島に行きました。皆さんはどこに行きますか?

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豊島美術館。今日は床が結露していたらしく、ルームシューズを履いて入館しました。相変わらず、居ようと思えばいつまででも居られる空間です。熱狂的なフォロワーが出るのもうなずけます。僕はいつも、空いているときを狙って午前中に行くのですが、夕方の閉館間際に行くと作品が夕日を浴びてキラキラと輝き出し、感動的なのだそうです。当日なら再入館も可能らしいので、いろんな時間に行ってみるのもいいかもしれませんね。次は時間をずらして行ってみようと思います。

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大竹伸朗の新作「針工場」。入場口の周辺はサビまくりのコラージュ。しかし内部の展示は、船の木型をひっくり返したものが真ん中に置かれている、というレディメイド的なもので、他の島で展開されているものとはまた違う感じです。置いてあるノートに書かれた感想は賛否両論で、それはいいんですが、名前の書き間違いが多いのは気になりました。
前日の雨で床に水溜りができていたのですが、そこに映り込んだ「あるもの」が、船の内部に組み込まれたものであることを知り、衝撃的でした。建物自体は骨組みのみで天井・屋根がないだけに、余計に幻かと思いました。受付ではオリジナルの手ぬぐいを売っています。豊島マルシェの手ぬぐいコーナーにはなかったので、欲しい方は針工場で買うべきだと思います。

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帰りに宇野港インフォメーションの裏で懐かしい人に遭遇しました。2016年の春会期は宇野港スタッフとして働き、その後は遠くに行くそうです。2013年にもスタッフとしてやっていた方ですが、当時の芸術祭よりも厳しいところがいくつかあるようです。諸行無常ですね。

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諸行無常ついでに、わかばでおなじみの加瀬野裕介さんの個展が、宇野港の前にあるゲストハウスで開催中です。
Ex- Flood-Tide Ex- in Bulbous Bowギャラリー(vol,1)
僕も設営のお手伝いをさせていただいたのですが、展示する側の考えることは想像以上に多く。ブレインにはなれそうにもないので、大工や掃除をしました。
前述の人に教えてもらったのですが、設営時にはなかった映像が展示されているようです。お役に立てたようで何よりです…。
Ex- Food-Tidal Ex- / YUSUKE KASENO OFFICIAL WEBSITE