高知

この日は5時起きで高知へ。ずいぶん前から行きたいと思っていた沢田マンションを含む様々なスポットを車で巡りました。

高知へ行く前に瀬戸大橋の途中にある与島PAで小休憩。駐車場にて出店していたメロンパンの屋台から流れる、ループ再生でヘロヘロになった「メロンパンのうた」がPAの南国っぽい雰囲気と相まって胸に沁みました。

予定より1時間早い10時前に、高知駅の近くにある「ひろめ市場」着。ここは居酒屋・飲食店・土産物屋が立ち並ぶ、言わばラーメン博物館みたいな場所です。入口そばの土産物屋で真空パックになったカツオのタタキが、朝から飛ぶように売れていました。

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フラッシュで料理を撮影すると、場末の食堂のメニュー感が出るのは新たな収穫でした。頂いたのはカツオ塩タタキ、うつぼタタキ、鯨竜田揚げ、四万十海苔の天婦羅、のれそれ、牡蠣マヨネーズ、ひろめコロッケ、山賊から揚げ、屋台餃子。いやー、改めて書き出してみたら食べ過ぎですね。同行者共々、前日ほとんど食事をしていない甲斐あって(?)、土佐の名物を腹一杯満喫いたしました。特に良かったのが「やいろ亭のカツオ塩タタキ」。中がほんのり温かくて、生臭さが皆無。写真2枚目の「のれそれ」はアナゴの稚魚(レプトケファルス)を生のまま三杯酢で頂く料理で、クニャクニャした食感が楽しかったです。我々は10時から席を取っていたので座る場所が選べましたが、12時を超えると、席が空くのを待つ人が通路に並びだします。お昼どきには、市場の駐車場に入ろうとする車の列が車道まで伸びて渋滞となっていました。昼から楽しむ人はタイミングに気をつけたほうがいいかもしれません。

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これは「はりまや橋」です。

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とうとう訪れることができた沢田マンション。当時建築の知識を全く持っていなかった沢田夫妻が、建築会社の手を借りずに自分たちの手で作り上げた巨大な建築物です。勝手ながら、おどろおどろしい廃墟のイメージを持っていましたが、実際の建物を見ると白を基調としたキレイな外観。植栽の効果もあって、リゾートっぽい雰囲気が漂っています。置いてあったマンションMAPで内部を散策。階下の採光確保のため部分的に鉄格子となった廊下、エアコンホースを通すために壁に開けられた大きな穴など、見どころ満載でした。この日はマンション内のギャラリーで「出張ポポタム『大いきもの展』」というイベントも開催されていました。生き物にまつわるハンドメイド作品と古本コーナーがあり、古本コーナーから「よいこのさんすう」を2冊購入しました。

次はもう少し南の方の「足摺岬・四万十川」あたりに行きたいです。