大久野島

大久野島へ行きました。

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一般的には「ウサギが大量にいる」ことで有名な島ですが、「第一次世界大戦以降、化学兵器を作る兵器工場が建てられ、攻撃を防ぐ為に地図上から存在を消された島」でもあります。古くは中学生の頃、最近では4年前の夏に訪れた島ですが、2度来島したにも関わらず、ウサギとのふれあいはほぼ無く、記憶にあるのはメッチャ暑かったことと、発電所跡地が港のすぐ近くにあることぐらいだったため、新たな視点で島を巡る事ができました。

本州側からは広島県の「忠海港」という港から船に乗って向かいます。港の切符売り場でウサギの固形餌を買う事もできますが、島に渡ってからは手に入れることのできない「キャベツ・人参などの野菜類」を持ち込むことで、よりいっそう楽しめるという情報を事前に入手していたので、予め用意してから来島しました。いい歳して、キャベツをビニル袋いっぱいに詰めて持っている姿は端から見れば滑稽なんだろうな〜とか思ってましたが、徳用ペットフードみたいな巨大な固形餌のパックを持ち運びしてる親子とかいて、「上には上がいるな」って感じました。

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今回準備した兎の餌は「キャベツ・人参・小松菜・リンゴ」の4種。事前の調査通り、固形の餌よりも人気がある気がします。主観ですが、ウケが良かった野菜を順番に並べると「①リンゴ ②キャベツ ③小松菜 ④人参」でしょうか。
ちなみに個人的にベストだった野菜は小松菜。茎を持って与えるので適度な距離が保たれ、相手(兎)サイドにプレッシャーを与えずにふれあうことができます。必然的にちょっとずつ近づいてくるし。あと葉先と茎で食感が変わるので、兎も飽きないのではないでしょうか?この辺は裏付けが無いですが。

野菜を持ってると兎が集まり、それと同時に子どもも集まるので、島に遊びに来ている子どもとのコミュニケーションも図れます。自分は自意識過剰なのであまりコミュニケイトできませんでしたが…。