大阪

日曜日に一人で大阪へ行きました。鈍行列車と新快速で2時間半。
目的は「片桐仁 感涙の大秘宝展~粘土と締切と14年~」。元ラーメンズ(愛称)の片桐さんによる粘土作品の展覧会。片桐さんは俳優業の傍ら、雑誌の連載枠を持っています。「日常生活で使用する物に粘土を盛りつけ、着色や装飾を施した作品」を発表するコーナーなんですが、その連載で生まれた作品群が大阪で公開されているのです。

片桐仁のつくる不条理アートの世界。それが粘土道!
現存するほぼ全ての粘土作品が、UHA館9階UHAホールに集結しました。
西日本初となる「粘土道」の集大成、ぜったいに見逃せません!!

日時:2013年11月6日(水) ~ 12月2日(月)
平日 12:00 ~ 20:00 / 土日祝 10:00 ~ 20:00
入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料

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エレ片のPodcastで聴いた事前情報では「全然人が入ってない」と言ってましたが、週末ということもあってか大勢のお客様で賑わっていました。客層も、いかにもエレ片リスナーって感じの人だけでなく、家族連れやオシャレなカップルなど様々。
以前に会社のオシャレな後輩から「粘土道 完全版」という作品集を見せて頂いたこともあり、大体の内容は把握していましたが、やはり実物を見ると感動しますね。写真では伝わらない質感がビンビンに感じられて大変素晴らしかったです。各作品に付けられたコメントは「エイの皮を使った」や「サランラップを押当てて皮膚の感じを再現した」などの制作方法を交えながら、作品の気に入らない点を言い訳するという情けなくも微笑ましい物でした。写真撮影OKのスペースも多く設けられていたり(そういえば1枚も撮ってない…)、片桐さん本人による音声案内なども充実していたので、満足です。写真が大量に並べられたコーナーで初めて片桐さんの裸体を見ましたが、お腹が相当出ているな、と思いました。

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本当は他に目的も無いので直帰するつもりでしたが、せっかく大阪まで来たのだから何か食べよう、どうせ食べるなら(前日色々あったので)カレーが食べたい、と思い立ち「和レー屋 ゴヤクラ」へ。和レーという独自のカレーを提供するお店です。ちなみに大阪には「丁子」「スホベイ」などの和レー店もあり、そちらも美味しいそうですが、UHA館から近かったのと、食べログの写真がとにかく美味しそうだったのでゴヤクラに決めました。お店は満員でしたが、入店直前にカップルが出て行ったので、待つこと無くカウンターへ座れました。「荷物置き場として機能しているお座敷」と、「本棚に入っていたはだしのゲン」が印象的。
ゴヤクラバージンの自分は、ベタな「ビーフ+激辛チキンキーマ(700円)」を注文。左半分のビーフはコクのあるルーがかかった安定したカレー。右半分のチキンキーマは細切れにした鶏肉にスパイスを混ぜた、見たことの無いカレー。どちらもメチャクチャに美味しかったです。ただ、このチキンキーマが激辛というだけあって辛い辛い。飲み込むと胃の辺りが熱くなり(個人の感想です)、後頭部の毛穴が全開になり(個人の感想です)、頭頂部を針でジクジクとつつかれているような錯覚に陥ります(個人の感想です)。それでも味はメチャクチャに美味しいので、スプーンを運ぶ手が止まりません。いや、本当に美味しかった。
そういえば「鬼辛カレー」というメニューもありました。チキンキーマでこんな感想を持つ自分は、恐らく食べられないと思いますが、どれだけ辛いんだろう。

帰る前に、梅田駅で下車して駅北の「阪急古書のまち」に行きました。漢文の本や宗教・哲学系の本が並ぶ守備範囲外のお店ばかり。古書店特有のオーラが出ていて格好良かったですが、どのお店も入るには多少勇気が要りました。でも折角来たのだから、と根性を決めて、優しそうなおばちゃんのいるお店で、木山捷平「大陸の細道」と小林秀雄「作家の顔」を買いました。で、その本を読みながら鈍行列車で2時間半かけて帰宅。楽しかったです。