直島 – 国分寺 – 高松6

今日も瀬戸内国際芸術祭2013の作品を見る為に島や港へ。
相変わらず「緑のベレー帽+ミラーレス1眼女」が多かったです。

近所の駅から電車に乗って、宇野駅で下車。今度はフェリーで直島の宮浦港へ。朝9時30分だというのにフェリー内はえらい賑わいでした。宮浦港に着き、下船と同時にバスの席が全て埋まってました。そして10時になった瞬間に「地中美術館、入館240分待ち」「南寺、90分待ち」という案内に驚愕。

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2011年の反省を活かしてと小分けに見学していたおかげで、今回は混雑には巻き込まれることはありませんでした。見逃していた「三分一博志建築構想展」「宮浦ギャラリー六区」を鑑賞。宮浦ギャラリー六区の建築が面白かったです。出た所が公園、という所にも何故か惹かれました。

あと、宮浦エリアと家プロジェクトのあたりを結んでる道の壁面に「すてるな」って書かれてました。すてるな。

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11時30分、宮浦港に下船する夥しい数の人におののきつつ、高松行きのフェリーに乗船。乗客はほとんどおらず、快適な1時間でした。高松港に着くと、そこには次の船を待つ長蛇の列。「芸術祭が盛り上がってる」のは良い事ですが、処理できてるんでしょうか。

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不安な乗り心地の予讃線で国分寺町の高松国分寺ホールへ。都築響一氏とGABOMI氏の公開対談を聞きに行きました。「国分寺町のディープなスポット、盛り上がっているカルチャーを紹介する」というテーマだったんですが、これがものすごく面白かった。GABOMI氏が国分寺を取材した内容を都築氏にレポートする、という形式のトークなのですが、GABOMI氏の深すぎる調査内容がどれも興味深く、それに対する都築氏の指摘が常に的確で面白かったです。最初は「地元民でもないのについていけるかな」とか思ってしまったんですが、地元民でも知らないようなマニアックな内容だったらしく、問題ありませんでした。観客席には国分寺町在住の方(いずれも年配)が多く、終始アットホームな雰囲気。担当スタッフにまで「国分寺には何もない」と言われていたにも関わらず、凄く密度の濃い最高のレポートでした。レポート内容は「有吉君・ヘリポート・仮免の自衛隊・鹿・盆栽畑・カラオケ喫茶・隕石」など。

小雨降る中、高松空港行きのバスに乗車。ヴェロニク・ジュマール氏の作品を見に行きました。ファニーブルーは外が明るかったらもっと綺麗なんだろうな、と思うと些か残念です。うみあかりプロジェクトの作品も展示されてました。そして帰りのバスで会田誠氏の「青春と変態」を読んでいたら、ゲボ吐きそうになりました。