大島 – 高松

せっかく会社から貰ったお盆休みなのに、人の多さと暑さに負けて、無気力に過ごしています。このまま休みが終わっても別に良いや…みたいな駄目な考えに陥りましたが、せめて1つぐらいは想い出を作ろう!と考え直し、まだ行った事のない大島へ行く事に。

大島は他の島と違い、高松港の総合インフォメーションセンターで「乗船券」を貰います。切符じゃないので料金は発生しません。朝一番に到着したので9時・11時・14時の船が選べましたが、9時の船だとかなり駆け足のツアーになってしまうとの事…。せっかくなので11時の船でゆっくり巡る事にし、船の時間まで高松港近辺をフラフラと。歩いていたら高松市民プールの谷山恭子さんの作品に到着。入場料を払って中から見学することに。楽しそうに水の中で遊ぶ親子連れを、着衣のままプールサイドから鑑賞。着衣のままプールサイドにたたずんでいる姿は誰がみても怪しく、監視員に補導されかねないので早々に退散。プール外、高い所から全景を見渡せるスポットがあったのでそこからじっくり見学しました。ちなみに作品解説はプール外にしかないので、中に入る前にチェックしておくべきでした。

11時が来たので船に乗ります。名前は「まつかぜ」。松本人志の写真集を思い出します。受付で頂いた島内のマナーを熟読。大島はツアー制を取っていて、スタッフの解説を受けながら島のスポットを巡っていきます。通常は50分らしいですが、猛暑のため現在は30分に短縮しているみたいです。

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島のあちこちで牧歌的な音楽が流れているのですが、これは盲導鳴というものだそう。曲がり角などを知らせる為の音楽で、至る所にスピーカーが設置されています。また道路の中央に白線が引かれていますが、これもただの白線ではなく盲導線という線。グレーの道路と白い線のコントラストは視力の微弱な人でも視認しやすいらしいです。杖などで叩くと音が響く素材で作られた「盲導柵」もありました。盲導鳴を3分録音。

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2010年の瀬戸内国際芸術祭の開催前に発見された「解剖台」。実際に昔に使用されていたもので、入所者の協力・理解のもと公開しているそうです。さらに島内には「鎮魂の碑」という石碑があるのですが、当時の患者が子供を授かった際には余儀なく中絶をしていたらしく、そうして生まれてこなかった子供を供養する意味があるとのこと。

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12寮2号室の「北海道書庫」。寮のある位置が島の北だから「北海道」という愛称がつけられているそうです。入所者の所有している本を船の形にして展示。土台は碁盤を使っていました。気になる本ばかりでしたが、触ると崩れそうだったので遠巻きに眺めました。8寮の「青空水族館」も非常に可愛い作品。

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最後に、島の北、火葬場の前にある「風の舞」のオブジェを見学。島のあちこちに「侵入禁止」や「危険」といった表示がされています。観光気分で侵入していい場所と悪い場所がはっきり分かれていました。

帰りに高松港近くの「ベンガル島」を見学。変な熱気があって非常に面白かったです。