女木島2・男木島2・高松3

殺人的な猛暑にも関わらず、瀬戸内国際芸術祭は多くの方で賑わっています。
今回は女木島男木島へいきました。

8時10分発の女木島どまりの「めおん」に初乗船。恐ろしく混んでいる上、ちょい怖めの人が多かった。満席のため船内には入れず、「めおん2」との違いはいまいちわかりませんでした。女木島で下船し、「女根」に直行。すでに春に一回観ているのですが、春会期とは全く違う形態に震えました。写真撮影してる人たちが大勢いましたが、いつから写真撮影OKになったんだろう。金欠であまりチェックしませんでしたがグッズ類も増えてましたね。一番気になった「女根手ぬぐい」は蛍光オレンジ・グリーンの2色展開(だったような)。

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「夏の女根は2階からも観れる」ということで、階段を登った所で発見したのが、ROADSIDERS’ weeklyで紹介されていた折り紙作品群です。メルマガで読んだ当時より作品が増えていて、机上に乗り切らない作品は床に散乱しています。これら全て、女木島民のお爺さんが一人で作っているとの事!チラシや包装紙などを使っていてスーパーカラフルだし、食品の箱を使ったものはスーパー頑丈です。女根と一緒に、多くの人に見て頂きたい作品です。記事はこちら→「新連載!高松アンダーグラウンド1(GABOMI)

それから海水浴客で賑わうビーチを汗だくで歩きながら愛知県立芸術大学国際交流展へ。ノーマークでしたが想像以上に面白かったです。砂浜沿いの古い平家の中になんだかわからない映像作品や絵画が飾られていて、結構なボリュームでした。でも空間が広々としているから圧迫感はありません。離れの家の中には巨大なケバい仏塔が建立されていたりします。展示内容とおぞましい暑さで、まるで日本でないみたいな感覚に陥りました。そんな素晴らしい展示ですが、8月18日までの期間限定らしいです。

そして10時発の「めおん2」で男木島へ。女木島で下船する大量の客を見て「これは座れるのでは」と思ったのですが船内はやはり満員。春の男木島で見ていなかった作品を鑑賞しつつ、老朽化した建物に想いを馳せながら男木小学校へ。

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色々面白いことになっている行動予定表。パルコ校長、小沢さんの姿は目撃しましたが会田さんは不在でした。小沢さんの作品に使われているポスターが小沢さんによる模写だという事を初めて知り、感動。春会期にはなかった会田さんの公開制作現場も見学。前述通り不在だったため制作風景は見れませんでしたが、最終形がどういうものになるのか大変気になります。

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運動場もいろいろ危ないことになってましたが、とりわけ危なかったのがこれ。「勤勉」じゃないだろ。

本当はもうちょっと滞在したかったんですが、暑さに耐えられなくなり、午前中の船で高松へ。香川県立ミュージアムの「丹下健三生誕100周年プロジェクト 伝統と創造 瀬戸内から世界へ 展」を見学。建築に興味がなくても十分楽しめる内容になってます。坂出人工土地、行ってみたいです。