鞆の浦

鞆の浦まで車を走らせ、鞆の津ミュージアムの「極限芸術~死刑囚の表現~」を観ました。

死刑囚が死刑制度に対する不満を描く心理は何となく想像できたのですが、大根やもやし、天才バカボンを描くというのは予想できませんでした。死刑を宣告されてからそれでも絵を描く人の精神世界が一体どうなっているのか、考えさせられる展覧会でした。一番良かったのが松田 康敏氏の「生死の境」という大型作品。構図も色彩も歪んでいてグラグラしました。
会場の鞆の津ミュージアムは、築150年の蔵を改装してるんですがその建物自体が、外観・内観とも非常に格好良いので、壁・柱の書き文字を見る事と時々天井を見上げるのがオススメです。

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鞆の浦の道は鱗の柄。カツオ君とワカメちゃんの布団の柄とお揃いですね。